奥能登博図譜

 

仕事中上司の目を盗んで撮影した奥能登の生物。こんなやつらがすぐ隣で元気にやってたりします。

モリアオガエル

学名  Rhacophorus arboreus

英名  Forest green treefrog(そのまんまやね)

両生綱  無尾目  アオガエル科

分布域  本州と佐渡島。 日本固有種。

全長オス4.2〜6cm、メス5.9〜8.2cm

その1

その2

たまにはこっちから睨んでみようか

見てんぢゃねえよ

たまご(よく見ると葉陰に何かいます)

New!ぐごげげっ(と鳴いている)

New!こんな色のも

事務所裏の溜池で派手に繁殖。自治体によっては繁殖場所を天然記念物に指定しているが石川県ではされていないらしい。

地域によっては赤褐色や暗褐色の斑紋があるものもいるが、奥能登のものは緑一色(そこ、リューイーソーと読まない)。と思ったら斑紋があるタイプも確認(「ぐごげげっ」参照)。館長の飼育経験ではクモが好物。

普段は森林で樹上生活を送り、交尾以外はほとんど水には入らない。繁殖期は四月から七月頃で、「ぐごげげっ」と短く低い声で鳴く。産卵も樹上で行い、池・沼などの水面に張り出した木の枝や水辺の草むらなどに、黄白色の泡状の卵塊を産み、雌一頭に対して複数の雄が抱きつき、雌が産んだ卵塊を後肢でかき回して泡状にしている。館長の観察では、ベストポジションであっても葉っぱで隠れない枯れ枝には産卵しないようだ。そうかと思えば隠れられる場所であれば下に水がなくてもうっかり産卵し、ヤマカガシなんかに食べられたりしている。産卵数は300から500個ほどで、孵化した幼生はそこから水面へと落ちて行く。

 

ニホンアカガエル

学名  Rana japonica

英名  Japanese Brown Frog

両生綱  無尾目  アカガエル科

分布域  本州・四国・九州・大隈半島。

全長オス3.4〜6.3cm、メス4.7〜6.7cm

ニホンアカガエル

こいつもまた事務所裏のため池に時々顔を出す。ここで繁殖しているのかは不明。一般に繁殖期は1月〜3月と早いが雪の多い能登では果たしてそこまで早いのか。脚が長く、ジャンプ力に優れる。

 

トノサマガエル

学名  Rana nigromaculata

英名  Black-spotted Pond Frog

両生綱  無尾目  アカガエル科

分布域  本州・四国・九州。北海道には人の手で持ち込まれ生息。国外では中国、朝鮮半島、ロシア沿岸部。

全長オス3.8〜8cm、メス6.3〜9cm

水中から

New!背中から

New!殿様のおなり

New!殿様の接写

モリアオガエルの次に事務所裏でよく見かけるが警戒心が強く近づくとすぐに水中に逃げ込むためなかなかシャッターチャンスに恵まれない。雄と雌で体色が異なる。雌は褐色と白のまだらだが事務所裏の池では見たことがないので雄が一匹定住しているのかも。

 

シマヘビ

学名  Elaphe quadrivirgata

英名  Japanese striped rat snake

爬虫綱 有鱗目ヘビ亜目 ナミヘビ科
分布域 国後島・北海道・本州・四国・九州・大隈諸島。 日本固有種。 全長 80〜120cm 所により200cmくらい

右から

左から

前から

成体は淡褐色の地に四本の黒褐色の縦縞がある。目が赤く、目つきが悪い。幼体には縦縞がなく、あずき色の細い横帯がある。時々カラスヘビと呼ばれる全身ほぼ真っ黒の個体も出現する。北海道ではよくこのバージョンを見たが、寒冷地では黒い方が体が温まりやすいので有利らしい。

動きが速く、わりと気が荒い。おそらく日本で最も多いヘビでカエルやトカゲ、ネズミ、魚などいろいろなものを食べるが、カエルを専食するヤマカガシ、ネズミを専食するアオダイショウに比べると捕まえるのが下手だという話もあり、そのせいかこれらの数が多い奥能登では少ないように思う。

交尾期は四月から五月、産卵期は夏で、4個から15個の卵を産む。

 

ヤマカガシ

学名  Rhabdophis tigrinus

英名  Japanese grass snake(アメリカのヘビ図鑑では"Yamakagashi"となっていた)

爬虫綱 有鱗目ヘビ亜目 ナミヘビ科
 分布域 日本では本州・四国・九州・大隈諸島。国外ではロシア沿海州・中国本土・台湾・朝鮮半島。 全長 60〜140cm

関西風グレーカラー

New!関東風レッド&ブラック

棲んでいる地域ごとに体色の変異が激しく、奥能登ではオリーブ色で首に赤と黒の斑紋が交互に並ぶタイプか全体モノトーン。前者は東日本、後者は西日本に多いともいわれ、丁度中間にある石川県の地理的位置を反映しているようだ。

館長の車のボンネットに入ったのはこのヘビ。最近まで無毒といわれていたが、実は猛毒。見るからにおとなしそうな顔で実際性格もおとなしい上に、毒牙は奥歯にあるのでよほど深くかまれなければ毒が入ることはないが、死んだ人もいる。首筋の皮下にも毒腺があって、頚を強くつかむと皮が破れて毒が飛ぶ。眼に入ると危険。

カエルを好んで食べるため水辺に多い。事務所裏の溜池でもよく泳いでいるのを見る。木登りは得意ではないようでアオダイショウなんかに比べると背筋(?)が弱い。よって車に入ったとかでどーしても捕まえたいときは尻尾を持ってぶら下げるのがお勧め。交尾期は秋で、次の年の七月頃に2個から43個の卵を産む。

 

ヒバカリ

学名 Amphiesma vibakari vibakari

英名 よほどのマニアなら"Hibakari"で通じるかも

爬虫綱 有鱗目ヘビ亜目 ナミヘビ科
分布域 本州、四国、九州、佐渡島、隠岐、壱岐、五島列島、下甑島。 全長 40〜60cm

くそっ!とぢこめられた!

酒は入ってません

ピンぼけ

New!アップ

New!手乗り

全体は褐色で黒胡麻のような斑点がまばらにある。首には黄色の斑紋がある。あまりかわいいのでペットボトルに入れて持って帰ってしまった。撮影後は当然もとの場所にリリース。

湿った場所が好きで、たまに溜池の周りをうろうろしている。小柄で目立たないが、奥能登の山村ではかなり繁殖しているように思う。

カエル、オタマジャクシ、小魚、ミミズなどを食べている。繁殖期は初夏から夏にかけて。名前は「かまれたら命はその日ばかり」という根も葉もない迷信に由来。実際はおとなしく、館長に捕まるくらいトロく、噛み付くこともほとんどないはず。毒もない。男女群島の男島にはダンジョヒバカリ(A.v.danjyoense)という激レアな亜種がいるそうだ。

 

能登牛(のとうし)

学名 Bos taurus

英名 Japanese black cattle

哺乳綱 偶蹄目 ウシ科
分布域 能登半島、加賀の一部(遺伝的には日本全国の黒毛和種と同じ) 体高 120〜170cm

治療中

拡大図

New!も〜

New!もも〜

New!立っている子牛

New!座ってる子牛

New!見上げる子牛

農耕牛を元に肉用牛として改良された黒毛和種の地方ブランドの一つ。正式には3ヶ月以上石川県内で飼育され、枝肉格付け4以上(1〜5までで5が最高)のものに与えられる商標(つまり牛というか肉につく名前)だが、能登で飼われている黒毛和種を総称して呼ぶこともある。

写真は農家宅の繁殖用の雌牛。和牛農家は雌牛を飼って産まれた子牛を売る繁殖農家と子牛を市場で買って肥らせて肉にして売る肥育農家に大別される。

上2つは何をしているのかというと、繁殖障害の治療でお灸を据えているところ。それほど熱いと感じていないのか、意外とおとなしくしている。よだれが大量に出て、シモがゆるくなったら効いてるしるし。ちなみにこの牛、数ヵ月後に見事妊娠しました。

 

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