2001年

 

WAVE

2001.10.31

 

全国66万人(そんなにいるか?)のファゴット(=バスーン)奏者の皆さん

おめでとうございます

ついに、ついに来たのです。

時代の波が。

 

ファゴットの時代が。

今ごろ、NHKには全国のファゴッティスト(?)達からうれし涙で滲んだお便りがそれはもう熊野の山のように届いていることでしょう。

隠れファゴットファンの(そして池脇のリハウスガール時代から奴はいつか来ると睨んでいた)私も、密かに歓喜しています。

 

ポップスステージではいつもサックスやフルートの後ろで日陰者だった君も

野球の応援には持って行けないから仕方なくタンバリン振ってた貴方も

希望者がいなくて他パートからのあぶれ者をなだめすかして教えていた貴女も

「ファゴットってなーに?」と問われ続けて「日本昔話」のBGMを歌い続けてきたYOUも

もはや恐れることはないのです。

高らかに「春の祭典」(音も高い)を奏でてください。

 

 

しかし、やはりこれだけは言っておかねばなるまいて。

 

朝の連続TV小説を見てから学校へ行ってるよいこのファゴット吹きのみんな(めっちゃ限定

 

ファゴット抱えて木登りしちゃダメダメ

 

しっかし、どっからこんなマニアックな設定が…?

 


大文字焼き

2001.10.29

 

久々に大文字で呟きたい()ので有ります。

そして小文字でツッコミたいので有ります。

 

肺癌怖くてタバコに近づかない人

事故が怖くて車に近づかない人

病気が怖くて異性に近づかない人

 

そんな用心に用心と要人と用心棒先生と超人(と鳥人(ブブカ)をミルクレープ(好き。)みたく重ねまくりな人だけ

プリオン怖くて牛食べられなくても無罪。

 

確率論的見地からの結論。

そうぢゃない人は脳味噌を海綿体(くどい)に置換の刑。


蝕欲の秋

2001.10.23

 

突然ですが、秋は好きです。

世界の色彩感が好みなのです。

広葉樹、照葉樹の生息地に生まれてよかったと思います。

ほら、秋っぽい色を重ねただけでもなんだかほっとします。

 

でも能登に来てから少し嫌いになりました。

だってもうすぐ冬が来るんですよ奥さん。

あの灰色で沈鬱で逃げ出したくても逃げ出せない閉塞感がまた。

それほどまでに能登の冬はイヤです。

去年、まぢで発狂しそうになりました。

 

冬はイベントが多くて街が華やいでいいよなーなんて思っていたのは、自分が街に生活してたからなんだと思い知らされました。

本来、冬は灰色で沈鬱で逃げ出したくても逃げ出せない閉塞感に満ち満ちた期間だったのだと。

それがイヤだから人はイベントを作り街を賑やかにしたのだと。

奥能登の冬は華やぎとは無縁です。

クリスマスなんてどこの升だいばあちゃんてなもんです。

でもみんな発狂しないで春を待ってます。

やっぱり私はここではよそ者です。

頭の中がよそ者になっちゃってどうしょうもないです。

ずっとここで生きてる人には悪いけど。

だから能登ではバーチャルを構築するのですな私は。

バーチャルに秋を楽しむとしませう。

あーなんかダメな人っぽい。

病んでるね♪終わってるね♪

 

というわけで秋の新コーナー開設です。

これまでここで取り上げたネタを再構成しただけですけど。

でもずっと暖めていた企画ではあるんで食欲にかこつけて。

 

フードファイトの種目がドリアンだったらチャンプは辛いだろうな…

挑戦者がドリアン文化圏の人なら新チャンプ誕生だな…

たとえ勝っても深田にはしばらく近づいてもらえないな…

…などとクサナギの顔をTVで見て思ふ今日この頃。

病んでるね♪終わってるね♪


紅葉

2001.10.18

 

眠気で意識朦朧としながら書いた日記はやっぱりおかしいですね。

最近10時すぎると脳がα波出しちゃって困ります。

 

先日紅葉を愛でに数人で乗鞍へ行ってきました。

紅葉は山の上の方から色づいていくので、上へ上へと山道を登っていきます。

 

より赤くより黄色い紅葉を求めて

 

気が付いたら

高山植物。

ハイマツとコケだけの頂上付近

標高2600m

目的の紅葉は遥か下界に。

登り過ぎだって。

 

紅葉狩りにきたはずが何故か魔王岳(標高2764) 登頂。

車降りてちょっと石段上っただけなんですけどね。

それでも酸素の薄さは実感できました。

 

魔王岳征服しても勇者ロトの称号はもらえなかったので下山。

 

そしてここにもイヤげを発見。

 

信州限定、「ハローキティの柿の種わさび風味」

なぜにキティで柿の種なんだという疑問はともかく

イヤげなのは「キティのオリジナルストラップ」なるオマケ。

 

「柿の種バージョン」

他にもあるんかい!

「これはプラスチック製ですので食べられません」

誰が食うか!

一番下に土気色したネコが。

だからなんでキティなんだ?

さまぁ〜ずじゃなくてもツッコミまくりです。

お菓子のほうはわさびの利いたつまみお茶請けにはちょうどいい柿の種でした。

 

紅葉?

下山時に堪能…のつもりが後部座席で寝ている間に通過した模様。

 

俺、何しに行ったんだろ…??


Inner Space

2001.10.17

 

多くのHPには何故自己紹介というスペースが存在するのでしょうか。

そもそも個人HPという存在自体が、管理人の自己顕示欲の発露とすれば、

「ぷろふぃーる」なんていうものは他人に自分という「キャラクター」を見てほしい、評価してほしいという欲求の最も端的に表れた部分と言えるでしょう。

かのシェイクスピアは人生は巨大な演劇であり、人は皆「自分」という「役」を演じているのだと言いました。

英語で「人格」を表すpersonの語源はギリシャ語で「仮面」を表すpersonaという語だそうです。

見えざる手によって書かれたシナリオに動かされている「役」であると同時に、自身でもある程度「わたし」というキャラをデザイン、演出してそれに沿って人生を演じているものです。

ネット上では誰もがバーチャルな「自分」というキャラクターになって存在しているので、現実世界よりも一層「仮面舞踏会」な環境になっていますね。

己のデザイナーっぷり、演出家っぷりを見てほしいという思いが、プロフィールのページに込められていると考えられます。

あえて自己紹介をせずに謎のまま、という人もそれはそういう演出をしたい、ということでしょう。

 

W.C.をみっちゃんに占拠されてそれまで置いていたプロフィールがなくなり、別にそんなもの置く必要はないかと思っていたところ、例の宇都宮餃子味シリーズを差し入れてくれた友人が

「にいさんたちへ100の質問」

というものを自己紹介の代わりに薦めてくれました。

このアンケートの詳細については彼のサイト発信元をみてください。

 

冗談半分にやり始めたところ、

改めて「自分」というものの存在について考えてしまいました。

 

自分は何が好きで、何がしたくて、何を考えているのか

100の質問は己と向き合い、自分がどんな奴なのかを見つめるいい素材でした。

人に見せる、というよりも自分の中身を映す鏡を見る感じです。

冗談めかして答えても、そこでそうしたということに隠したはずの自分の姿が表れていると気付きます。

 

これを公開するというのも自己顕示欲爆発でともすれば「寒い」ものになりかねない危険を伴いますが、質問事項がなかなか凝っているので自己紹介を兼ねて館長室に載せときます。

これ、他の人にも答えてほしくなります。

いろんな人の答えを集めて並べるだけでも十分面白いコンテンツになりますね。

来館者の皆さんも、100の質問、答えてみてくれませんか?

公開してもいいという方、回答を募集します。


燐倫鱗

2001.10.12

 

職場の所長(40代後半、ナイスパパ)の着メロは「千と千尋の神隠し」の「いつも何度でも」でした。

事務のおばさんの着メロも「いつも何度でも」でした。

所長「同じのだと紛らわしいから俺変えるわー」

 

数日後。

所長と車に乗っていると

 

♪ミニモニテレフォンーだリンリンリン♪

 

車ごとズッコケそうな勢いで脱力。

 

所長は私なんかより芸能とか詳しいし、小さいお子さんもいるし、別に着メロがミニモニ。でもちっともおかしい人ぢゃないんです。

でもね

 

リンリンリン♪で狂牛病発生の通知とかはイヤすぎですよ

 

いや、出てないからいいんだけど。

とりあえず職場関係者からの着信は他の着メロにしてはと進言してみました。

 

 

ちなみに私の職場関係者専用着メロ

モーツァルト作曲「レクイエム」より「怒りの日」

休日にかかってきた時の気分を表現。

 


饅頭怖い

2001.10.10

 

半年以上未開封のまま放置してあったスキャナーをついに起動。でもイヤげリウム内に反映させるのは何時になることやら。

試しにスキャナー開封記念イヤげな壁紙作ってみました。

荒俣宏の博物画集から取ってきて並べただけだけど。

 

さて、食べ物ネタが続きます。

先日、親戚の家に行ったらこんなものが。

 

見るからにイヤげです。

聞けば、ある人が海外旅行のお土産にと親戚の友人に渡したが友人はとてもじゃないが食べる勇気がなくて親戚にくれたのだが親戚もかなり危険を感じていたらしく開けずに捨てようと思って置いてあったそうです。

まわりまわって行くべきところへ

光の速さでお持ち帰り決定。

日本語で「日本人町跡」、そして「山田家」、山の絵に「長」のマーク

タイのお土産…かな?

 

家に持って帰って改めて見ると

これ、あやしすぎ。

 

原材料表示なし

 

製造年月日なし

 

賞味期限なし

 

食っても大丈夫か?

一抹の不安がよぎりつつ、開封

 

中身はアンコともゼリーともつかぬ山吹色の物体。

そして箱には油のシミ。

そしてくさい。

 

くさいよこれ。

 

めくるめくドリアンの香り。

 

もしくは皮の油のにおいでしょうか。

 

異臭を気にしつつそれでも勇気を出して口へ。

 

 

 

ほの甘くて油っぽくてアンコともゼリーともつかないドリアン臭を放つ物体が歯に挟まっていや〜んで

とにかくまずい。

6つ食べてリタイヤ。職場に持っていくことにしました。

 

 

誰も手をつけない。

 

個装じゃないのでドリアン臭が漏れてます。

やっと先輩が一個食べて

 

「不味いな」

 

お土産としては最低でしたが、ネタとしては最高です

 

お土産を買ってきてくれた親戚の友達の友達に深謝いたします。

まさかこんなところでネタにされてようとは思っていないと思うけど…。


餃子変奏曲

2001.10.8

 

ついに米英によるアフガン攻撃が始まりましたね。

いまさら話し合いをなんて思いませんが、正義とか平和なんてスローガンぶら下げてないで復讐の鬼をしっかり自覚してぶっ壊してほしいもんです。

 

 

さて、以前掲示板で宇都宮の地域限定餃子味のお菓子に関する情報が流れましたが、なんと情報提供者から実物を頂きました。

しかも演奏会の差し入れとして。

大きな演奏会に出ると来てくれた知り合いから時々何か差し入れてもらえるのですが、ネタの差し入れは初めてです。

感謝感激雨嵐。

 

今回のネタ

餃子柿の種  餃子パイ  餃子煎餅  

さすが餃子消費量日本一の街、おはようからおやすみまで餃子が暮らしを見つめています(謎)。

寄生サイトPANASISMのよろし川奏詞と共に挑みました。

 

Round 1

餃子柿の種

中身は見た感じ普通の柿Pと変わりません。

 

原材料にはニンニクと香辛料が入ってます。これで餃子味を演出しているらしい。

 

感想

 

ちょっと辛い普通の柿P。後味にニンニクが少し残ります。

ニンニクがもっと効いていればよかったなと思いました。

餃子度は5段階の2ってところでしょうか。

 

Round 2

餃子パイ

 

やはりニンニクと香料で餃子を演出しているようです。

 

感想

 

柿Pよりニンニクが後に残ります。うなぎパイと似た感じ。でも10個くらい食べたら口が匂いそうです。

餃子度3くらいにしておこう。

 

Round 3

餃子煎餅

 

しっかり餃子の形してます。

パイや柿Pには真似できない餃子っぽさです。

そして特筆すべきはその原材料。

 

ニラ、ニンニク、ゴマ油、ラー油、肉エキス、魚介エキス、野菜、醤油

「原材料・餃子」と書いたようなもんです。

 

感想

 

ニラとラー油が効いてます。後味が臭くて辛くて健康によさそう。しかし、お菓子としてはどうかと思います。

餃子度4.8。

でもこれを喰うくらいなら本物持って来いと思わせるあたりかなり反則です。

まあ一度に2つくらいなら美味しくいただけるかな。

 

餃子の街・宇都宮。道行く人々もニラ臭い息を吐きながら歩くのでしょうか…。

 

ネタ提供者よえる氏に深謝いたします。


ジュラシックパーク

2001.10.6

 

帰省の後すぐに出張でしばらく更新滞ってました。

しかし、その間にもイヤげなネタは集積していました。

今回はその一つ。

 

先日、RANのメンバーやアンサンブル金沢の先生方と白峰村へ温泉旅行に行きました。

最古の理学療法、温泉。

月を見ながらぬめりのある透明なお湯に浸かっていると心身ともに癒されるようです。

音楽のプロとフロに入るというのも初めてでたくさん貴重なお話を聞くことができました。

 

そうそう、ここ白峰村には温泉以外にも名物があります。

それは恐竜

このあたりを通る手取層と呼ばれる中生代の地層からは、日本で最も多く恐竜化石が発掘されています。

チョコエッグを集めている人なら聞いたことがあるであろう「キタダニリュウ」もこの手取層から見つかっています(白峰でなく、福井県ですが)。

そんなわけで国道沿いに巨大な恐竜の模型(イグアノドンっぽい)が立っていたり、恐竜資料館があったりします。

 

さて、1泊2日で温泉を堪能し、最後に蕎麦でも食べようと我々は村の中心部にある食堂に入りました。

店内に貼られたメニューの中で、蕎麦や川魚定食に混じってひときわ大きい張り紙が。

 

「恐竜ランチ 1200円」

さすが恐竜の宝庫白峰。この辺はしっかり商売してます。1200円は少々高いかとも思いますが、それは特産ゆえ許せるところ。

 

しかし、次の瞬間、この恐竜ランチを我々が味わうことは不可能と判明。

 

 

「恐竜ランチ」の正体。

 

 

 

拡大

 

 

 

書いてみただけかい!!!

 

しかもよく見ると「プテラノドンの卵」とか「ティラノサウルスのカツレツ」とかとても1200円では口に入らなさそうなモノが入ってます。

ブロントサウルス足跡ピラフとシーラカンスフライにしぼって早いとこ現実に1200円で発売してほしいもんです。

 

とりあえずコモロ島沖まで遠洋漁業に出る必要がありますけど。

 

 

・・・たしかシーラカンスって不味くて地元民が逃がしてたんじゃなかったっけ・・・。

 

2001年

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