カーソルを合わせると断面写真。

　リアルうなぎパイの基本構想は「パイの中にうなぎがどどーんと入っている料理」。しかし和風のタレをつけた蒲焼を入れると、うなぎドッグのような違和感はどうしても払拭できないと考え、白焼きに。味付けは魚介にもよく合うバジルやガーリックでイタリア風に仕上げることに。

　パイ生地から作るのが本筋であろうが面倒なので市販のシートを使用。うなぎは静岡県大井川産ニホンウナギ。余談だが、現在日本のスーパーで安く売られている中国産うなぎは日本のうなぎとは別種のヨーロッパウナギであり、脂肪が多くこってりな分脂臭さがあって白焼きには向いていない。ソースはオリーブオイルにバジル、チーズなどを合わせたパスタ用のジェノベーゼソースを使用。

自画自賛ではあるが、実際コレは美味いです。パイ生地からきちっと作れば、店でも出せるメニューです。

春華堂のうなぎパイファクトリー限定メニューにあってもいいのではないだろうか。